眼精疲労は英語ではEyestrainと言います。

目を使う作業を続けることで、かすみ目・充血・眼痛などが起こり、さらに頭痛・肩こり・吐き気・めまいなど身体への影響を及ぼすことがあります。
「目が疲れる」「目が痛い」という症状は日常でもよく起こりますが、一晩眠ったり、時間が経過すると自然に治まるのが普通です。

しかし、「目が疲れる」症状が長期に渡って続き、体にまで悪影響を及ぼしてしまう症状を「目の疲れ」と差別化して医学的に「眼精疲労」と呼ばれています。
眼精疲労は、職場や環境を変える等の何か改善する方法を考えなければ回復しません。
放置していると不快な症状は続き、さらに悪化していきます。

ツラい症状に悩む人は多く、ブログや2chもたくさんの記事やスレッドがアップされていてイラストや画像でも紹介されています。
それらには参考になる意見や記事もありますが、目疲れのツラい状態が続くようでしたら、早めに眼科で検査を受けることが大切です。

また、目の病気が隠れていることもあるので、単なる「目疲れ」と自己判断をせずに眼科、専門医で受診されることをお勧めします。

VDT作業も眼精疲労の大きな要因

最近ではVDT作業が増えていることも眼精疲労の大きな要因となっています。

VDTとはVisual Display Terminalsの頭文字を取ったもので、パソコンに付随するディスプレイやキーボードを使った作業のことを言います。
いわゆるコンピュータを使った一般的作業をVDTと呼んでいます。

長時間に及ぶVDT作業は、当然目には大きな負担がかかり疲れ目の原因になります。
ディスプレイから発せられるブルーライトは紫外線と同じで目に悪影響を与えます。
ですからVDT作業には小まめな小休止が必要ですが、何時間もパソコンの前に座り作業を続けるのが現状でVDTによって眼精疲労を訴える人が増ええているのです。

近年ではVDT作業の増加に伴い、心身の不調を訴えるVDT症候群も問題になっていて、厚生労働省も「VDT作業における労働衛生環境管理のためのガイドライン」を定め雇用主に対して、従業員の作業時間や休憩時間の指針を示しています。

VDT症候群は正に現代病という位置付けになりつつあります。 パソコンと仕事は密接な関係になりました。
VDT症候群を避けるように、仕事中も目の疲れを溜めない努力が必要かもしれません。
仕事中でもできるカンタンなストレッチをこちらで紹介しています。
今すぐできるカンタン疲れ目ストレッチ3つ!

緑内障や白内障も眼精疲労の要因?

内障や白内障の影響で眼精疲労になることもあります。
眼圧が高くなる緑内障の患者さんには頭痛などの症状がでたり、白内障で手術をした後に視界の変化により眼精疲労を起こすことがあります。

また老眼が進む40代から60代に眼精疲労の患者さんが多いのも特徴です。
他にもドライアイ、斜視・斜位、眼瞼下垂なども発症の要因になります。

眼精疲労を感じたら眼科での診断を!

ヒドイ目疲れや頭痛、肩こりを感じて「眼精疲労かな?」と思ったら、まずは眼科で診断されることが一番です。
仕事でVDT作業が多い方は、目を休めることは難しいかもしれません。
VDT作業がメインの多くの方は目薬を常備されているようです。

対策としては市販の目薬も有効と言われて、テレビでも眼精疲労の目薬のCMはよく見かけます。
有名女優が起用されていることもあり特定の目薬が強く印象に残りますが、目薬を選ぶ時は内服される成分が重要です。

目のピント調整を助ける「メチル硫酸ネオスチグミン」や、末梢神経に働きかけて目の疲れを取る成分「シアノコパラミン(ビタミンB12)」を含む目薬を選ぶことが大切です。

またビタミンB群を含み飲み薬でアリナミン、キューピーコーワシリーズも人気があります。
最近ではamazonなどネットでも手軽に購入することができるようになりました。
購入される時は、その目薬や薬に含まれる成分に注意して選ぶようにしましょう。

市販の目薬についていはこちらで解説しています。
市販目薬で眼精疲労は治る?

テレビを見ていると眼精疲労向けの目薬やドリンク剤のCMをよく見ますが、それだけ世間一般的には眼精疲労に悩む方が多いと言えるでしょう。
市販薬も回復に期待できますが、ヒドイ目の疲れを感じたらまずは眼科で診断を受けるようにして下さい。

眼精疲労を感じたら眼科での診断を!

眼精疲労とは、現代を生きていく私たちには密接な関係があると言わざるを得ないかもしれません。
パソコンはもちろんですが近年ではスマートフォンの普及により、「眼」は悪質なブルーライトにさらされ続けています。
また、その普及により、眼精疲労の低年齢化も生じています。

予防のためには、パソコンやスマートフォンを使用する時は、
「長時間連続で使用しない!」
「適宜な眼の休息を与える!」
この2つが重要です。